ビーチスライド予備校
−アメリカンスキム総合コース−
ラップについて

えー、何でスキムでラップなのー、ってか!ラップと言っても、LLCOOL.J(古い)などのRAPではありません。(笑)

日本では「リッピング」と呼ばれている、スキムでは、波に当てて戻ってくるテクニックは、アメリカでは、「Wrap」(ラップ)と言われています。実際には、鋭い感じのリッピングの事を、言うようです。

そこで、今回はアメリカのスキムボード関係記事の中で、ラップを分析しているのが、ありましたので8回シリーズで、紹介します。

「リッピング」は、中級者から上級者まで意外と、共通の悩みだったりしますよね。そこで本場アメリカでは、どんな風に分析されているのでしょうか。覗いてみましょう。

ラップの分析

ステップ1:良い波を捕えることに対する最初のステップは、常に良い波を選ぶことです。良い波を選ぶ他に、あなたは波に「届くか」どうか、最初に見定めなければなりません。

もし、あなたが波にとどくことができないならば、あなたは波に乗ることができません!
明らかに、岸に近くで崩れる波にとどくのは、遠くの波にとどくより、より簡単です。
しかし、岸近くで崩れる波に乗るのは、とても難しいです。
そこで、比較的乗りやすい波は、2本連続で入ってくる波の、一番目の波が崩れてスープ状になって、岸に向かってくる時に、乗り出すことです(ウオータードロップで乗るときのように)。

理由は、

@岸に近すぎないところで、ブレイクするので、波に到達するまで、適度な距離があるからです。
Aボードが水の上でよく走る。

例えば、あなたが乗りたい波の前で、波をよーく、見てください。通常の波は(当たり前ですが)、沖から浜辺の方へ打ち寄せて来ます。

例えば、もし波が時速5キロで浜辺の方へ進んでいるならば、あなたは、時速10キロで足ってボードに乗ってください。そうすると、あなたの板と水の間の摩擦力による、相対的な速度は15mphです。そして、あなたのボードは、スムースに浮き、沖に行く事が出来ます。

ところが、あなたが時速10キロで走り、先ほどとは逆に、波が5mphで引き潮のように、沖へ向かって進んでいるとするならば、あなたの相対的な速度は5mphです。そして、あなたはかなり速く沈みます。

上記は、波に到達するための、多くの技術の中の一つの例です。良い波とは、いろいろ有ります。しかし、だだ単に、「大きな波」を狙うのではなく、「スピードの速い、質の良い波」を選ぶことは、上手くskimboardするのに、最も重要な要素の1つです。
まずは、むやみやたらに練習も良いけれど、よーく波の研究もしてみては。

ステップ2:ボードに乗る動作を、素早するアドバンテージ。

あなたが早くボードに乗ることは、スキムボードをするのに、とても重要な動作です。

なぜなら、早くボードに乗れば、あなたは、波に対して、誰よりも早く到達出来るようになります。
そして、トリックやラップ、ルースターテールなどの、多くの可能性を開く事になります。

(意訳:出来るだけ早くボードに乗れば、自分と波との距離が長くなると言うこと。
そうすれば、いろいろなトリックをする時間が、より多く持てると言うこと。
逆に極端に言えば、波の近くでボードに乗り、
さらに、ボードに乗る動作が遅ければ、バランスを取る暇もなく、波に当たってしまうと言うことです。)

より速く走りボードに乗ることによって、あなたは一瞬だけの波に乗るチャンスを、より有効に活用が出来ます。そして、ボードに乗る最高の方法は、「走っている(歩いているでも可)状態で、ボードに乗る」ことです。
基本的には、ボードにあなたの片足が乗った直後に、すぐにあなたのもう片方の足をボードに素早く乗せてください。
その状態は、まるであなたが浜辺を海に向かい、駆け降り続けている延長上に、ボードを置いて、自然に足をボード上に乗せるような感じです。

お詫び:直訳に近い翻訳になっております。理解出来ない場所があるかもしれませんが、ご了承下さい。

(訳が難しいので、難解な点が有るかもしれませんが、その場合は、是非、ご遠慮なくメールを頂きたいと思います。)


ステップ3:波まで失速しない基本的な方法

ボードを落としてから、波にあてるまでには、どんな工夫をしても、ボードのスピードを落としたくないですよね。その方法としては、速く走ったり、サイドウエイを使ったり、パンピングしたりと様々な方法があります。そこで、今回は、ボードを落としてから、波にあてるまでの「基本的なボードへの重心のかけ方」をアメリカの文献を参考にみて見ましょう。

基本的な動作

1、 波への入り口では、ボードに乗ったら、後ろ足に重心を掛けます。なぜなら、波にボードのノーズが刺さらない様にです。ここまでは、常識ですね。(笑)次です。

2、 忘れていけないのは、ボードが波の上に完全に乗ったら、体の重心を「ボードの中心」に置き換える事です。

3、 ボードの中心に置き換えないで、後ろ足重心になったままだと、ボードは完全に「失速」してしまいます。

お解りの人も多いとは思いますが、そうです、失速の大きな理由は、3番の「後ろ足加重」になったままの状態が、多いのです。特に初心者の場合ですね。スキムにも、微妙な体重移動が他のスポーツと同じようにあるのですね。

身近な例としては、スノーボードのターンのときも、後ろ加重では、曲がりませんよね。そうです、そこに、ラップのヒントが隠れているかも。(笑)
それでは、次回をお楽しみに!

ステップ4:ターンの「キッカケとレールの入れ具合」について

前回は、波に届くまでの重心の掛け方について、いつものように、アメリカの文献を使っての話をしました。さあ、ここからが、山場、今回は、集中夏期講習!「ターンについてのキッカケとレール」について考えてみましょう。レールは、「ガッチリ入れると良い」と言われますが、ケース・バイ・ケースで、いろいろな考え方が有るみたいです。

さあ、波にアプローチする時の最初のキッカケは、ヒザを曲げて、自分の体重をボードに「グーッ」と掛けることからです。
その時、体重をかけるポイントは、「ボードの後ろ側のレール」に掛ける事です。ボードの後ろ側のレールって?どこでしょう。文章では、説明しずらいのですが、ボードの中心から「後ろ足にかけてのレール」です。(難しい)

そして、早めにターンをはじめる(レールを入れ始める)事は、ボードにスピードをつける事になります。しかし、速くターンを回してしまう事にもなります。

どう言う事かというと、ちょっと、考えてみましょう。「チューブ」などに入る時には、「早めに」レールを入れるのが良いのでしょうけれども、(ターンが速く回る)スプレーを上げたい場合(ここでは、Snapの場合で、ルスターテールはちょっと違います)は、波のトップ近くまで行かなければ成らないので、「遅め」に且つ急激にレールを入れます。ですから、レールを早くから、ガッチリ入れるのも、あくまでも、どんなライディングをしたいか、どんな波か、「ケース・バイ・ケース」と言う事に成りますね。

最後に、比較的簡単につかめる「ターンのキッカケ」は、ターンを始める時に、「手を海面に着いて」ピポット(中心)として、ターンをするのが有ります。そうすると、比較的、簡単にターンのキッカケが作れます。

気をつけて頂きたいのは、「ターンの技術には、人それぞれの考えがあります」ここに書いている事が、全てではありませんよ。1つの例ですね。いろいろな波・条件が有るので、いろいろな事を、使い分けたりして、楽しんで実験してくださいね。

次回は、「遅め」に且つ急激にレールを入れる、「snap」と言う、技術についてお話(訳)してみましょう。まー、私は、ちょっとわかりやすいように訳しているだけなので。「お話」なんて、大それた事は言えませんね。(爆笑)お楽しみに!

注)ところで、後に、紹介しますが、ターンを終わった後の、体重のボードへの掛け方も有りますので、「後ろ足加重」には気をつけて下さいね。ヒントは、岸に戻る時には、「前足にもちょっと力」を加えてみて下さいね。サーファーに聞くと解るかも(笑)。

ステップ5:ラップターン「スナップ」について

今回は、翻訳部分で一番長かった部分です。(涙)ターンの後半戦の部分です。前回でちょっと説明した、「スナップ」について触れていきます。

波に乗りレールを入れてターンした後、岸に戻る段階でまだ十分なスピードを保ってなければ、言うまでも無く岸に戻っては来れません。

時々、失速して上手く戻って来れない場合がありますよね。その場合、前のライディングで砂浜を走だした所から、ちょっと2・3メートル位、後ろに下がって走る距離を長めに取ってください。

そうすると、単純にあなたがターンするのに必要な十分な速度を持つことが出来る場合があります。そして、結果的にターンがスムースに出来るようになります。

さて、前回紹介したターンの仕方「スナップ」について、説明します。簡単に言うとスナップとは、比較的レールワークを使わなく、スプレーを上げるターンの仕方です。プロライダーのアイバンのバックサイドなどに多く見られる例だと思います。
ビデオの「The・Bomb」などを参考にしてくださいね。最近のビデオでも、随所に見られます。ヒントは、ジョージのサイドウォッシュに乗るところなんかでしょうかね。是非、探してみて下さいね。
スナップと言うターンは、波のトップの近くで、波を「スナップ」(蹴り上げる)事です。

理想的には、ターン時にまず、緩やかに波のフェイスを駆け上り、あなたがトップに着いた瞬間に、波のトップを後ろ足で叩く様に、あなたの後ろの足を投げ出して「スナップ」(蹴り上げる)します。

そして、岸の方へ戻り始めます。実は、レールを深く入れるターンよりも、これは、マスターするのが非常に難しいです。なぜなら、各々の波によって、波のトップが崩れる最高の瞬間が全然違うからです。

うまくいくためには、波にベストなタイミングで達するように、走る時間を計算してくださいね。通常、スナップをするのは、波のトップが砕ける直前に、波のトップにスナップして当て込むのが最高のタイミングです。

波が砕ける瞬間は、波が最も速く岸の方へ進んでいく瞬間だからです。
なので、そのスナップする時こそレールを、「ガッチリ」瞬時に入れるのです。

そうすると、ボードの方向も自動的に岸の方向に変わります。その結果、ボードが沈むと言う事が無くなり、さらにボードに加速がつき、かっこ良く岸まで戻って来れます。(笑)

いろいろスナップについて書いてきましたが、では、最後に、簡単に説明をまとめますと、スナップする最も簡単な方法は、波のトップ部分で、多くの体重を後ろの足に加えて、ボードの後部のレールをガッチリ入れることです。

ただし残念なことに、この方法は、ボードのスピードを失う事にもなります。(岸へ戻る時に、後ろ足加重だと失速の原因になります)なので、最高のレールワークは、波によってボードの中心気味のレール利用して、失速をふせいだり、大きい波では、前に言った様に、ボードの後部のレールをガッチリ入れるのが有効になります。皆さんもお知りでしょう。

こういう微妙なレールワークが、一番難しいのですよね−。まだ、やってみた事の無い人は、是非、残り少ない今シーズン中に、「スナップ」を試してくださいね。次回は、さてさて、ターンの最後部分についてです。このシリーズも、次の次で終わりになります。次回のトピックも面白いのを計画中です。よろしくー。



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